2014年6月13日

「腸内ホルモン」

皆さんどうも!

商品開発を担当していますKです。

 

先日、

大分県は中津江にある自社の田んぼに出向き、今年で2回目となる田植え行事を行いました。

「AMRITARAお田植え祭り」と題された、非常に晴れやかな催しとなりました。

もちろん、水の張られた田んぼをどぷどぷ素足で闊歩いたしました。

きめ細かなシルクの足ざわりを楽しみ、無事、今年も苗植えが完了!

自然栽培で肥料も入れずに育つ稲。毎年実を付けます。

これは土が循環しているから、土が生きているから、、、生きた土は微生物がつくります。

僕は、微生物たっぷりの大地の栄養スープの中で田植えをしたんですね。

 


「気持ちよかったぁ!」

実は日頃から馴染みの深い「乳酸菌」も、どうやら土壌の自然のサイクルには深く関わっている菌のようです。

健全な土壌内での乳酸菌はかなり複雑な環境で活動しているようで、その他のさまざまな菌たちと共生、連鎖反応を起こし活動した結果、植物にとって好ましい環境をつくりだしているのだとか。

これって、、私達の腸内と似ていやしませんか?

 

最近の研究で、腸内の優秀な善玉菌叢の存在は、体内酵素のなんと150倍もの酵素力を発揮することがわかりました。

これって、体内の貴重な潜在酵素と消化酵素の節約につながりますよね。

また、田んぼの肥沃な土をつくりだすのと同じで、腸内の乳酸菌はトリプトファン(セロトニンのもと)やドーパミンをつくり「幸せ感」をアップしてくれたり、カルシウムを消化吸収の良い乳酸カルシウムに変えてくれます。

肌にも乳酸菌が常在し、弱酸性を保ち外界からの悪玉菌の侵入を阻止しています。

乳酸菌で腸内環境が整えば粘膜や表皮へもそれが反映し、肌のトラブルも少なくなるでしょう。

肌は「地続き」、、、ですから。

 

そして腸は腸脳力を持っています。これは、腸は頭ではなく腸で考えるということ。

なんかとんちみたいですね。

腸は、腸内菌と共に糖やタンパク質、脂質等の栄養素を見分け、膵臓や肝臓に指令を出し消化酵素を分泌したり、発がん物質や有害物質を分解もし、さらにはビタミンやホルモンなどを合成したりします。

しかも免疫物質の7割は腸管でつくられており、細菌やウイルスから身体を守ってくれており、これらはなんと脳から独立して行われているのです!恐れ入りました。

さらに脳内の伝達物質であるセロトニンの素を合成し、快感や喜びのホルモンといえるドーパミンを増やすことで、人間の幸せを司っているんです。

よく、武道の世界では「ハラから動く」といい、動きの中心を腸の辺りに置きますし、「ハラが据わっている」というのも腸内ホルモンがしっかりとつくられている状態ではないでしょうか。

腸内で「幸せホルモン」を充分につくることで前向きで活発になり、ハラを決めて、ハラを割って生きていきたいものですね!

 

田んぼの田植えの最中に聞きました。

「素足を田んぼに突っ込んで、いろんな菌やら微生物に接することがその後の自分をつくる!」

これって大げさみたいですけど、いい菌と触れ合うことで共生し、(強引ですけど)自分のハラ「腸」をつくるってことなんですね~

 

腸内共生でいきたいものです。

 

自然界でも土による分解循環があるように、腸内でもさまざまな分解の働きがなされます。

先程も述べましたが、タンパク質、糖、脂肪、コレステロール、中性脂肪、植物繊維、、、。

そのそれぞれに対しての分解が得意な菌達が存在します。

腸内共生環境を調えることで、こころも身体も循環していきます。



 

 

 

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