太陽のハーブ カモミール
皆さまこんにちは。
品質管理を担当していますS(♂)と申します。
肌寒くなって温かい飲み物がお美味しい季節になりました。
勉強の秋ということで、調香師の方に師事して調香の勉強をしています。
香りの複雑さと無限の奥深さを味わいながら日々香りと格闘しています!?
現在販売しているほとんどの香水が合成香料が含んでいてますが、
香水業界でも合成香料に対して懸念をもつ、というような動きも出ているようで
今後、香水成分の合成香料の割合が変わっていくかもしれません。
今回はアムリターラの製品にも多く使われているローマンカモミールを紹介します。
写真はアムリターラ農園で栽培したローマンカモミールです。
高さ20~50cmほどに育つ多年草で原産はイギリス、現在では主にヨーロッパ~南アフリカ等で栽培されています。
学名はAnthemis nobilis
nobilisはラテン語で”高貴な”ということです。Anthemisは花という意味なので、
この花に相応しい可憐でほのかに甘い繊細な香りが漂います。
何世紀もの間ヨーロッパでは、ローマンカモミールを薬に、香りの原料に、いろいろ活用していました。
また、古代エジプト人は、カモミールを創造主である太陽神ラーに捧げる大切な植物でした。
カモミールの花言葉は、“逆境に負けない”。
絶対王政のチューダー朝時代(1485~1603年)のイングランドでは、虐げられていた民衆にとって“謙虚さ”と“忍耐”の象徴でした。
人々はカモミールを床に撒き、ほのかな香りを家の中に漂わせました。
雑草のような、踏まれても踏まれてもまたぐぐっとよみがえる、毎年毎年じわじわ領土を広げて咲いてくれるたくましい植物です。
ピーターラビットが、元気のないときやお腹を壊したときにお母さんが作っていた、はちみつをひとさじ加えたあたたかいカモミールティー。カモミールは消化を助けたり、心を穏やかにをしてくる効果があることが分かっています。最近ではお肌に対しての効果も判明しはじめてローマンカモミールに含まれる「カマメロサイド」が老化の一因となる糖化を抑制することがアンチエイジング効果が期待されています。
そんな色々な力を感じるローマンカモミールが使われているアムリターラ製品をご紹介します。
フィトエナジークリーム
http://www.amritara.com/cosme/moisturizer/csr211.html
ダマスクローズがほのかに香る、大豆レシチン乳化クリームです。 保湿のために配合しているアルガンオイル(アルガニアスピノサ核油)は、地球上でモロッコのサハラ砂漠にしか存在しないアルガンツリーの果実の種子からとれる希少なオイルです。
アルガンオイルは古くからサハラ砂漠のベルベル人の間で料理や、美容目的で使われてきました。 このクリームで使用しているのは、その中でも環境保護と持続的発展を目的として設立されたタルガニン生産協同組合が製造するフェアトレードのアルガンオイルで、極力酸化しない手法で絞られた最高級のウルトラバージンアルガンオイルです。 その他、保湿力の高いニュージーランドのポフツカワの花の野生のはちみつ、お肌を保護するホホバオイル、シアバター、お肌に潤いを与えるヒアルロン酸、ローマンカモミールエキス、毛穴を引き締める緑茶エキスなども配合。植物のパワーがつまった毎日お使い頂けるクリームです。化粧下地にもなります。
ピュア トリートメント リップグロス(ボタニカルピンク)
http://www.amritara.com/cosme/makeup/cmr426.html
万葉集の時代から存在する日本古来の「むらさき草」の根である「紫根」のピンク色が、まるで赤ちゃんの唇のような美しい血色に導きます。 紫根は日本では軟膏や紫染めとして長く使われてきましたが、合成染料の登場や環境破壊により、現在では絶滅危惧種に指定され、外国産の安価な近縁種の紫根しか手に入らなくなってきています。 このグロスには無農薬で育てられている北海道産の希少な在来種の日本むらさき草を取り入れることが出来ました。 唇の荒れを防ぐ紫根とレッドラズベリーオイルやシアバター、縄文時代より日本にしか生息しない「日本ミツバチ」の繁栄を願いセレクトした希少な「百花蜜」などがつややかな唇を演出。 ダマスクローズとローマンカモミールの甘い香りが心をほぐします。 植物の持つ美しさと優しさ、そして自然との調和を兼備えた、これからのオーガニックグロスです。
AMRITARA http://www.amritara.com