今年の秋は柿酢を活かス!
こんにちは、今年初ブログの品質管理の志村です。
昨年春に双子を出産し、毎日コントような生活を送っています。
さてさて、我が家では毎年季節ごとに保存食を作るのが定着しつつあります。
味噌、梅干し、らっきょう、ジャム、切干大根などなどなど・・・
そして去年の秋、初めて『酢』を作ることに挑戦しました~!
兵庫になんとも野生的で素敵な家族がおりまして、そちらのお宅の柿をコンテナいっぱい頂いたのがきっかけでした。
自然豊かなご近所に配ろうとも、どのお宅も柿が飽和状態になっていて、食べきれぬ・・・柿パニック!
そういえば野性家族さんたちも柿をバケツにポンポン入れながら酢を作るようなことを・・・
よし!いい機会だ!
酢を作るぞ~!
ということで志村家もチャレンジ!
でも、ただ柿を容器に入れるだけなんです・・・
夏さえまだ待機中ですが、秋を過ぎるであろう、次回ブログの前にお伝えせねば!
とっても簡単なので作り方をご紹介します。
無農薬の柿が手に入ったら是非お試しください。
ヘタはゴミがついていることがあるので取り除き、適当な容器(うちでは7ℓ琺瑯容器を使いました)に隙間なく敷き詰めるだけ。
柿を見ると白いものがついてますよね?それは汚れではなく、立派な酵母菌なのです!
ホコリを取るくらいにして決して水洗いしてはいけません。
ただ、綿みたいなホワーっとしたものはカビなのでそこは避けてください。
ホコリが入らないように布で蓋をします
1週間後くらいにやわらかくなっているので木ベラでつぶします。
それを1~2ヶ月寝かせて除いてみると・・・
白いゼリーみたいな蓋ができています。
見た目は驚きですが、それは菌のコロニーなんですって。
これによって雑菌の侵入を防いでいるとか。んー自然現象すばらしい!
写真はコロニーを取り除いた中身
ザルと布で濾して出来上がりです。一晩じっくり濾過しました。
ちょうど一升瓶の日本酒が空くところだったので消毒も兼ねてそのまま保存容器として使いました。
時々混ぜた方がいいらしいのですが、すっかり忘れておりまして・・でもこんな素敵な酢が出来ました。毎日使い用に酢の空き瓶に移しました。
自然界のちょうどよい糖度と菌のハーモニーです。
柿本来のフルーティーな香りと天然のアミノ酸のうまみが混ざり、なんとも言えぬこくのある酸味が口に広がります。グイっとお猪口一杯のむと体にジワーっとしみ込みます。
野生のものを自ら発酵させたものは、理由もなく体にいいことを口に入れた瞬間に感じられます。
6月13日のKさんも語っているように
http://phytoorganiccosme.com/2014/06/13/
菌は見えないけれど、特に土や野性の植物に住み着いている菌は私たちの心と体のバランスを整えてくれているのだと思います。
さて、今度は何を作ろうか・・・
また新たな挑戦が成功したらお知らせいたしますね~