稲作しています(耕作放棄された谷津田を再生)
皆様、こんにちは。品質管理課Uです。
気がつけば、6月も中旬にさしかかりまして、今年も半分が過ぎようとしております。
時が経つのは、はやいですね。皆様は如何お過ごしでしょうか。
さて、先日家族で、NPOが主催する耕作放棄された、谷津田の再生事業の
一環で実施している田植え体験(千葉県)に参加させて頂きました。我が家
年間行事のひとつなんです。
田植えがどろんこ体験に?
今年は、雨も降らず天候にも恵まれたせいか、例年よりも多くの子供たちが
参加している様に思えました。学生時代より農業関連に携っていた私は、
毎年気合をいれて田植えに臨んでいるのですが、今年ばかりは子供たちの
多さに田植えがいつの間にか、どろんこ遊び、ヤゴ探し、カエルやザリガニ取り
といった体験をしている子供たちの引率の先生状態となってしまいました。
とにかく子供が多いです
ザリガニ取りは任せてね
鉄の水たまり発見!!
どろんこ遊びも終わり、集合場所に戻るためにあぜ道を歩いていると、
ふとした水溜りを発見しました。まるでヘドロが局地的に溜まっているようで、
あまり見た目が良くなかったので、同行して頂きましたNPOアドバイザーの方に
「あの茶色い水溜りって何ですか?」と尋ねると「鉄水とか金気水(かなけみず)と
いわれるものです」と更に続けて
「ここら辺の水溜りでたまに見かけるんですが、汚染由来や汚いものではありません」
「表面のキラキラ見えますか?これバクテリアなんですよ!」と教えて頂きました。
確かに良く見ると、水面には、油膜の様なキラキラしたものが、浮いておりました。
茶色いやつです
茶色別バージョン(油のユラユラ)
調べてみたよ
バクテリアといわれ、微生物に係る仕事に携っている私は、探究心に
火がつきまして、自宅に帰るとインターネットで金気水について色々と
勉強させて頂きましたので、一部共有をさせて頂きます。
金気(かなき)とは、デジタル大辞泉によると水中に溶けて含まれている
鉄分。又はその匂いや味。だそうです。たしかに匂いは、鉄っぽいです。
さすがに味は確認しませんでした。バクテリアの正体は、鉄バクテリアです。
土壌中に広く分布し、繁殖に伴い水面に光沢のある酸化鉄の皮膜を形成し、
光で反射し油膜のように見えるそうです。ある調査者のコメントによると
金気水は鉄分を除いては、バクテリアが栄養分を食べつくしている
貧栄養の状態、人が飲めるか飲めないは別として、まじりっけないピュアな
水と書かれた文献を拝見し、見た目できたないものと決めつけたことを
反省している今日この頃です。
水といえば・・・
アムリターラでは、ミネラル温泉水、クリスタウォーター「オージャス」を販売
させて頂いております。こちらは、金気水とは異なり、名水の郷“大分県日田”の
美しい山々に囲まれた地において、地下約700mから汲み上げられたミネラル温泉水となります。
偶然が重なり約1万年前から岩盤層に閉じ込められ、守られ続けてきた、世に珍しく貴重な
「封存水※」です。https://www.amritara.com/
※太古の地殻変動により、水を通さない厚い岩盤層の間に水を含んだ地層が封じ込められ、
保存され続けてきた水。このような現象は極めて稀だとされ、世界的にみても貴重だとされます。
「Ojas」は、含有炭素による年代測定によって、約1万年前の水と判定されています。
田植え×田植え(今年2回目の田植え)
アムリターラでも、毎年大分のアムリターラ田んぼで田植えと稲刈り研修が
ありますが、実はこちらのほうも、先日参加させて頂きました。今年2回目(6月)の
田植えと言いましても前回(5月)は、子供たちとの自然研究が大半でした。
当日は、こちら雨の予報でしたが、田んぼに出た際から、雨が止み、ふと
空を見上げると雲間から、私たちの田んぼの周りを囲むかのような
ひかりが降り注ぎ、なんとなく神秘的な感じで苗植えをさせていただきました。
やがて訪れる豊作を祈願しながら1苗1植えをかみしめ、足や指先に伝わる
大地のぬくもりを感じつつ、カエル君はじめとする生き物楽団の音色に
酔いしれる、まさに5感をフルに感じられるスペシャッルな
時間を体感することができました!
おっと、こんな時間になってしまいました。ここまで目を通して頂きまして、
ありがとうございます。
次回は、我家の自家菜園中心に紹介させて頂ければと思います。
梅雨寒の日が続いていますので、風邪などひかないようご自愛頂ければと思います。
ありがとうございました。