2008年11月17日

Amritara始動!

みなさま、はじめまして。
妥協なく本格的な国産オーガニックコスメを作ろうという志の元、この11月20日に新しいオーガニックコスメブランドが誕生することとなりました。

ブランド名はamritara(アムリターラ)と言います。

アムリターラでは、肌本来の持つ働きを妨げず、お肌を守ることがコスメの第一の目的だと考えています。
その上で、肌がごくごく飲み干し、内側からつややかになるような、そんな「肌へのごちそう」コスメを作り上げるのが私達の夢でした。
口に入れるものも、肌につけるものも一緒がいい。そう考えると、お肌にも純粋な自然の恵みを与えたくなります。
太古の昔から人々は、植物が持つ皮膚を健やかに保ったり、自然な潤いを与える力に助けられてきました。
この植物が持つ力を、アムリターラではフィトエナジーと呼んでいます。 

アムリターラでは植物の持つフィトエナジーを妨げないために、化学肥料や農薬を一切使わない、自然界の循環型サイクルに沿った農法で育てられた、オーガニックや野生の植物原料を80%以上、ほとんどの化粧品でほぼ100%使用しています。
そして、コスメのコンセプトによって必要な植物オイルや精油、エキスを吟味し、世界中から厳選しています。

さらに化粧品のパワーを下げるような成分をいっさい使わず、例え植物系であろうと合成された界面活性剤は使用しない、植物の抽出方法にも化学溶剤を使わない、合成防腐剤を使用しないなど、細部にわたってこだわっています。
私達は独自の「アムリターラ10の約束」という厳しい基準に基づいて化粧品を作っています。
この基準で作られるコスメは安全性が高く、お肌本来の働きを妨げないという利点があると共に、植物の持つフィトエナジーを効果的に生かすことが出来るのが魅力です。
アムリターラという名前は、古代インド神話に出てくる不老不死の飲料である「アムリタ」と、サンスクリット語で、響き渡る、星という意味の「ターラ」を組み合わせてつけた名前です。
この名前にふさわしい魅力的な化粧品作りを目指しています。

商品のラインナップは、クレンジング、洗顔料、化粧水、デイクリーム、ナイトジェル、美容オイルの6アイテムとなっております。

ブランドのURLは、明日の更新でご案内させて頂きます。
ブランドの詳細の発表、および販売サイトの正式OPENは、今週の木曜日(20日)を予定しております。
よろしくお願いいたします。

 

使用している原材料の紹介1  ダマスクローズ精油 

今日はデイクリーム、ナイトジェル、美容オイルに使われてるイランのダマスクローズの精油をご紹介したいと思います。
この精油はイランのカシャーン地方という場所で作られています。



アムリターラの化粧品を作っているハーバリストが世界中のローズの精油を試し、これまでに最も深い感動を覚えたという精油で、心底惚れ込んでいる香りです。
このローズオイルはこの地方でもさらに標高が高いところで栽培されたものです。
日本では湿度があるので難しいですが、ここは砂漠のような場所で(年間降水量が150mlほど)、気候がとても乾燥していているため、害虫、病気が発生しにくい環境です。
このため農薬を使わないダマスクローズの栽培が可能で、汚染のない豊富な地下水とローズだけという伝統的な方法で精油が作られています。





バラの季節は1年のうち1ヶ月だけですが、この時に作られた精油やローズウォーターはこの地方の宗教儀式などにも使われ、料理にも使うそうで、昔から人々の生活の中には、いつもバラがあるということです。
そのため、どこの家庭にも中庭にこのような簡易の蒸留装置があります。↓



水道はなく、家の下が水路になっていて、このように豊富な美しい湧き水が流れています。↓



通常のローズオイルは黄色ですが、この地域のローズオイルはグリーン色をしています。
私もこれまでいろんなローズの精油を見てきましたが、グリーンのローズ精油というのは初めて見ました。↓



カシャーン地方のバラのオイルがすべて緑色というわけではないそうで、この色をしているのは一番標高が高いこの周辺のバラの精油だけだそうです。
これはいろいろなハーブとの出会いで思うことですけれど、厳しい自然環境にあると、植物もそれに適応するために強くなり、エネルギーが高くなる傾向があると思います。
この精油の色といい、通常のローズとは違う、深みのある心に響くような香りといい、とてもフィトエナジーの高い、不思議なローズだと感じています。



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