2013年6月16日

花の女王 ローズ

皆さまこんにちは。

品質管理を担当していますS(♂)と申します。

梅雨に入り、湿気が多い日が続いてきました。こういう時期は好きな香りを感じて気分をリフレッシュするのはいかがでしょうか。

私は柑橘系やミントの香りをお部屋に焚いてジメっとした日々をやりすごそうと思います(笑)

 

皆さんのお好きな香りは何でしょうか?

以前香り関係の仕事をしていた際、好きな香りで多く挙った中の一つがローズ(薔薇)でした。


 

 

多くのひとが好きなローズ(薔薇)ですが,太古の昔から人々を魅了してきました。

地球上に現れたのは5000万年以前と、植物としてはかなり早くから登場しました。薔薇と人との関係も古く、紀元前5000年頃のメソポタミア文明からだと考えられています。

古代ローマ時代に活躍した、クレオパトラのバラ好きは有名な話で寝室にひざの高さまでの薔薇の花びらを敷き詰め、古代ローマの将軍シーザーやアントニウスを迎えたといいます。

ローマ帝国第五代皇帝ネロは薔薇の魅力に取り憑かれたひとりで、宮殿で繰り広げられた晩餐会の部屋を薔薇の花で埋め尽くすほどに飾りたて、天井からはバラの花びらをまるで土砂降りの雨のように降りかけ、銀のパイプからは薔薇の香りをつけた水がテーブルに降りそそいだといいます。その重みで来客が窒息したという話まであります。私欲のために膨大な費用がそのために支払われたのは想像できます。

薔薇の発展に大きく貢献したのはナポレオンの妃であるジョセフィーヌ。こよなく薔薇を愛した彼女は、世界各地に様々な品種の植物を集め庭園を造りました。薔薇だけでも250種類集められました。さらに人工交配を行なって、その10倍もの品種を作り上げたとも言われています。

ローズに関する神話や伝説も多く存在しています。ギリシャ神話の中にある一節をご紹介します。

【花の女神クローリスは、お気に入りのニンフが亡くなっているのを見つけました。3人の美神の助けを借りて、ニンフの亡骸から素晴らしい花を咲かせました。 美神たちはその花に、喜びと輝きと魅力を与えました。 次にクローリスは色を与え、愛の女神アフロディーテからは美を、酒神デュオニソスからは素晴らしい香水を作るための花蜜をその花に与えてもらい、また、この貴重な花が太陽に向かって咲くことができるよう、風神ゼピュロスに雲を吹き飛ばしてもらいました。 こうして生まれた薔薇は、花の女王の地位を与えられ、ビーナスともに愛の象徴となったのです

これらの神が登場する画家ボッティチェリの「プリマヴェーラ」や「ヴィーナスの誕生」(ヴィーナスが貝の上にのってる絵ですね)にも薔薇がふんだんに登場しています。

いつの時代もその香り・姿に引きつけられる薔薇は、科学的に分析され根拠となるいろいろな効果も分かってきましたが、今もなお不明な部分が多く研究が続けられています。


 

 

 

 

そんなローズ(薔薇)をふんだんに使用したアムリターラの製品を紹介します。

アムリタウォーター



香り高いブルガリアのダマスクローズウォーターベースの化粧水です。
ローズウォーターはお肌に潤いを与え、肌荒れを防ぎ、お肌を整えます。
このローズウォーターは、ブルガリアの中央にある「バラの谷」で、最も香りが強くなる早朝に一輪一輪手摘みされています。
バラの谷は気候的にダマスクローズにとって最適であるため農薬を必要とせず、花弁の芳香成分量が高く保たれるので、とても香り高いローズウォーターが得られます。
特にこのローズウォーターはバラの谷の中でも100年以上の歴史のあるマノロボ村の蒸留所で作られていて、2006年にスイスのオーガニック認証「IMO認証」を取得している高品質なもので、バラの精油成分の含有量が通常よりとても多いのが特徴です。

 

ダマスクローズモイスチャージェル



この香りの成分であるダマスクローズの精油はイランの標高の高いカシャーン地方で農薬を使用せず作られています。
通常のローズ精油は黄色ですが、このローズ精油は珍しいことに美しいグリーン色をした不思議なエナジーを感じる精油です。

 

薔薇の高貴な香りに包まれながらジメジメした梅雨の時期を乗り切りましょ~!!

 

amritara http://www.amritara.com

 

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