2016年1月31日

美味しくてさらに健康になる食べ物

皆さんこんにちは、財務担当の小坂です。

年末年始はかなり暖かくて、冬な感じがしなかったですが、ここ最近はかなり冷え込んでますね。
しかも日によって寒暖の差が激しいので、風邪をひきやすくなっていますので、お気をつけください。

さて、我が家で最近よく食べているのが、酵素玄米です!

最近少しブームになっていますが、我が家では結構前から食べていました。
最近専用の保温器を買ってから、かなり食べる頻度が増しました。

酵素玄米とは、玄米と小豆、あと少量の塩を入れて炊きそれを3日以上保温しておくことで、普通に玄米で食べるよりも美味しくて、さらに健康になれる食べ物なんです。

酵素玄米のメリット

1、栄養分が豊富
まず玄米自体が白米と比べて、ぬかや胚芽を含んでいますので、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。
たとえば食物繊維は白米の6~7倍含まれています。
食物繊維は整調作用があり、デトックスの効果が期待できます。
次にビタミンB1やB2がそれぞれ白米の5倍、2倍含まれています。
糖質をエネルギーに変えたり、ホルモンの分泌の調整や脂質の代謝を助けたりします。
またビタミンEも白米の6倍含まれています。抗酸化作用が強く、活性酸素を除去する働きがあります。

さらに酵素玄米は普通の玄米に加えて、小豆を一緒に入れることにより発酵が進み、鉄分や天然アミノ酸の一種であるGABA(ガンマアミノ絡酸)が玄米よりも大幅に増えます。
GABAはおもに体内で脳や脊髄に存在し、抑制系の神経伝達物質としての働きをします。それにより興奮した神経を落ち着かせたり、ストレスを和らげたり、ドーパミンなどの興奮系の物質の過剰な分泌を抑えてリラックスさせる効果があります。
さらに血圧を下げたり、中性脂肪を分解する働きもあります。

また、小豆にはカテキンやルチン、プロアントシアニジンなどのポリフェノールが多く含まれていて、細胞の老化を防ぐ働きがあります。

*フィチン酸やアブシジン酸について
玄米には他にもフィチン酸というリン酸化合物の一種が含まれており、体内のミネラルと結合して体外に排泄されます。そのため水銀や鉛などの人体に有害な物質を取り除いてくれる効果があります。 一方でカルシウムやカリウムなど、人体に有益なミネラルまで排泄してしまうのではないか、という議論もあるようです。現在はそこまでの害はないとの説が大勢ではありますが、一応記載しておきます。

また、他にもアブシジン酸(ABA)という植物ホルモンの一種で、植物の発芽を調整している物質も含まれています。
これが体内のミトコンドリアに対して毒性を持っているため、有害だといわれています。
これには玄米を炊く前に半日~1日ほど浸水させておくと、アブシジン酸が不活化するといわれています。

2、消化によい、美味しい
玄米のデメリットとして、消化をしにくい、といことがありますが、酵素玄米は小豆と一緒にかき混ぜて外皮に傷をつけて水が浸透しやすくし、さらに3日以上保温しておく事で水分が抜け、モチモチとした食感になって柔らかく、美味しく食べやすくなっています。

3、保存がきく
小豆のアミノ酸と玄米の糖質が合わさり加熱する事で、メイラード反応がおき、色が褐色に変化していきます。この褐色の色素がメラノイジンというもので、抗酸化作用が強く、食物の酸化を抑制する働きがあり、そのため一定以上の高温で保温すれば、5日間も保存でき、また時間が経過するほど色が濃くなり、さらに美味しくなっていきます。

4、少量でも満足感が得られる
上記でも書きましたが、酵素玄米はモチモチとした食感で、非常に食べがいがあります。
ですので少量でもかなり満腹になります。

酵素玄米の作り方

いろんな方法がありますが、我が家でやっている方法をご紹介します。

玄米900g (約6合)
小豆50g
塩5g
水900g (お米と同分量)
酒10ml

1、玄米と小豆を合わせて、よく洗います。
2、1を水に浸して、玄米を前発芽状態にします。
冬場は24時間、夏場は12時間くらいを目安にします。
3、ざるで水をきって圧力鍋に入れ、玄米と同分量の水と、酒、塩を入れてかき混ぜます。
だいたい8分間、右回りにかき混ぜる方法もありますが、うちはそこまでこだわりません。
4、圧力鍋を火にかけます。圧力ピンが上がるまで強火で、上がったらピンが下がらない程度の弱火にして15分待ちます。
5、火を止めて、圧力ピンが下がったら炊き上がり。取り出して保温器(炊飯器の保温機能でも◯)に入れます。
6、毎朝お米を天地返しして、ムラを防ぎます。3日目くらいから食べ頃です。

※ お持ちの圧力鍋の最高気圧によって、加圧分数は異なります。玄米が何分で炊けるか確認してください。
※ 炊飯器の玄米コースがあれば、それでも炊けます。
※長岡式の作り方ではありません。


写真1、12時間以上浸水した後の状態です。

 

 

 

写真2、炊きあがりの状態です。



 




写真3、これは5日位経過しています。

だいぶ色が褐色になっています。

 

 

 

 

 

写真4、我が家で買った保温器です。活躍してくれています。

 

 

 

 



みなさんもよかったら試してみてください。


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