Kakao(Cacao)
みなさま、ごきげんよう!
食品開発担当のKです。
最近、「産まれたばかりの1児の父親」も担当することになりました^^;
僕は実際に立ち会い、産まれるまでの時間を共有したのですが、(産まれる)その瞬間は神々しく!限りなくピュアな経験となりました。
産まれ出づる我が子を拝見し、最初に何と感じたか
「マヤの息吹」
、、なんじゃそりゃ。。
なんと言いましょうか、不思議で神秘的でした。
そんな僕が担当しているのも「古代マヤ・インカ-アステカ発祥といわれるカカオ文化」に思いを馳せる「チョコレート」です。
それもRaw(生)の素材を用いたRaw Chocolate。
さてその違いは!(Rawとそうでないものと)
チョコレートは最初、古(いにしえ)のマヤ人達によって甘みのないドリンクとして、王に献上されていたものとされています。
カカオは学名で「テオブロマ・カカオ(Theobroma cacao)」と言われており、テオブロマとは、theos《神》とbrom《食べ物》というギリシャ語を合わせたものです。
(ちなみに現在の一般的な溶けやすいココアパウダーはオランダ人のVan・Houtenが考案したもので、そのプロセス技術は世界特許受理の第一号とのことです。)
いわゆる一般的なカカオ豆は焙煎の工程を経ており、加熱されています。
一方、Raw(生)のカカオ豆には特筆として以下の貴重な成分が多く含まれます。
・PEA(フェネチルアミン)—ときめいてる時のような高揚感や幸福感に似た気分にさせる成分。熱に非常に弱い。
・マグネシウム—体内の多くの酵素反応を補佐し、神経の伝達にも一役買う。カカオには多いんです。
・アーナンダマイド—幸福感を感じさせてくれる成分。サンスクリット語でアーナンダは「歓喜」。エンドルフィンの一種。
・ポリフェノール・カテキン—赤ワインや、アサイーよりも単位含有量は多いとされる。カテキンは熱に弱い傾向。
・テオブロミン—「テオブロマ=神の食べ物」の名の通り?気分の高揚やリラックスを生む。非加熱だとカフェインの様な鋭い興奮作用は少ないとされる。
・トリプトファン—精神を安定させる「セロトニン」の原料となり、睡眠を助ける作用もある。禅の境地で多く分泌するとされる物質。
・ビタミンC—非加熱ならでは
・MAO—神経伝達物質の調節を司る酵素。
尚、カフェインはコーヒーの20分の1程度とされ、興奮作用は穏やかと言われています。
その他 「鉄分、銅、マンガン、亜鉛等 豊富なミネラル」により「スーパーフードの中の雄」の名をほしいままにしているRaw Chocolate。
なんという魅惑要素のオンパレード!
神々しすぎる。
不思議で、神秘的すぎる。。
そんなわけでこの冬発売のAMRITARAの新作RAWチョコレートに乞うご期待☆彡
皆さん、覚えていますか?
~瀧の酵母シリーズ~
、、、今回は、「瀧の酵母塩麹」!!
作り方は簡単!だって自前の塩麹に(作り方は各自の配合で)瀧の酵母をパラパラかけるだけなんですもの!
分量はお好みですが、目安として200gの塩麹に1袋くらい。
それを更に3日~1週間寝かせて完成です。
これが問題の塩麹くんと瀧の酵母ちゃんの「出会いの発酵場」!
親の立場としては酵母や菌たちの健全な発育活性を願っています(笑)
ケンカもたまにはあり!強く育っていくのよ。
名づけて「発酵市」♪
3日~1週間経つとこうなりました。
見た目ではあまり変化を感じないかもしれませんね。
とてもよい「菌・酵母たちの発酵市場」ですので、共存共栄していくことでしょう。
おそらく産膜酵母のようなものが、うっすらと滲みでた塩麹液に微かに見受けられることも。
この後、冷蔵保存で2~3ヶ月は持ちました。
以上ですが、くれぐれも自己責任においてなさってください、ね。
組み合わせ(取り合わせ)によっては前回の製パン利用の時の様に、別次元に移行します。。
それでは、皆様ごきげんよう!
ありがとうございました。
K