2015年12月7日

tone+serum=serotonin(=幸せホルモン)


皆さんこんにちは。

商品開発担当のKです。


春からはじまった一年のリズムも、秋を通りこし、夜の帳が下りるかのように冬へとうつり変わりました。

一年一年のこうしたリズムは、「朝日が昇り 夕に沈む」毎日を繰り返すかのごとく、

いえいえ、この「今」に焦点をあててみれば、呼吸のひとつひとつが繰り返されていくように、、

その営みは、私たちの生を運び、積み重なっていきます。


 

「セロトニン」という言葉をご存知でしょうか?

タイトルにある、toneとserumを組み合わせたものがセロトニンの言葉の成り立ちのようですが、トーン+セラムという、まるで化粧品のような響きですね。

tone緊張(高低のパターン)とserum血清ということで、血管の緊張を調整する働きからきています。


「セロトニン」というのは、具体的には「覚醒システムに関連する活性因子」と考えられています。簡単にいえばセロトニンが、快をつかさどる「ドーパミン」と不快をつかさどる「ノルアドレナリン」という、共に身体的・精神的活動に欠かせないホルモンの、その分泌のバランスをとる作用を担っており、気分や感情とそれに伴う認識面を安定化にもっていくとされています。

以前は、睡眠に関わるホルモンとされていた時期もあるようですが(直接的にはこちらはメラトニンですね)、「禅ホルモン」と形容されることもあるように、脳内の”覚醒”に大きく関与するとされているのです。

実は、セロトニン賦活の因子として、冒頭書きで言いたかった”リズム”が関係してくるのです。


例えば”リズム運動”として私たちが身近に行っているものの内、頻度の高いものに、「呼吸」「咀嚼」「歩行」があげられるかと思います。そして、これらのリズム運動がセロトニンによる覚醒システム(セロトニン神経のインパルス発射)を増強させることが明らかになっているのです。

その中で、意識をせずとも常に繰り返して止まないリズム運動といえば、「呼吸」があげられます。ただし、意識の伴う一定のリズムでの呼吸法が効果的。腹筋をつかった複式呼吸とよばれる呼吸法を繰り返すのが、セロトニン系を賦活させるのに役立ちます。これは「丹田呼吸法」や「座禅呼吸法」とも呼ばれ、多少の違いはあれ、”お腹を膨らませ、引っ込める”という動きを伴うゆったりとした呼吸のやり方のことです。腹部の大きな動きにより、消化器が刺激され、特に腸の働きに良い影響をもたらす効果もあります。


ちなみに、体内セロトニンの9割近くが消化管(腸内)に存在するとされており、主に消化管自身の蠕動運動を亢進させる作用を担っています。腸内環境を整えることなどで生産を促されたセロトニンは、実は脳に運ばれる前にその場で代謝されてしまうのですが、脳でなくとも腸自身も自律神経の管理を担うことで(腸と脳の神経経路の関連性により)精神への作用に関係し、セロトニンの”影響下”にあると考えられています。

結局、このセロトニン量の増大によってどんな状態が得られるのかといえば、「覚醒」によって精神の「安定」を生じ、「不安」状態の改善などによる「リラックス」の気分といえるのではないでしょうか。端的にいえば、「セロトニンがストレスなどによる精神のバランス低下を整え、美容や健康面において好影響を与える」ということです。

 

このセロトニンが体内で生産されるために必要な栄養素は「トリプトファン」と呼ばれる必須アミノ酸(+ビタミンB6)。

ここでチラっと、トリプトファンを豊富に含む香ばしい飲み物を紹介します。

 

「古代マヤナッツコーヒー」



マヤナッツとは、グアテマラのジャングルに自生するラモンの木の実で、古代マヤの時代には日常的に食べられていた栄養豊富で魅力満載のパワーフードです。
自然に落樹した天然のマヤナッツを天日干しし、絶妙に焙煎したあと粉末にした木の実コーヒーです。
現代人に不足しがちな栄養素が凝縮しており、ナッツなのに低脂肪。特に必須アミノ酸のトリプトファンを豊富に含有し、リラックスを生むおいしさは眠れない夜にもおすすめです。
深煎りコーヒー風の味わいでコクがあり、心地よい苦味がクセになります。

http://www.amritara.com/amritarafoods/products/drink/coffee/f627.html

 

また、覚醒とは相反する”眠り”をつかさどるホルモンの一種「メラトニン」は、主にトリプトファンからのセロトニン生産を経て、体内で合成されます。セロトニンは要するに(逆説的に)、睡眠にも関係してくるわけです。

そのほかにもセロトニンは、抗重力筋を刺激して背筋やフェイスラインを矯立させたり、女性ホルモン分泌調整などに関わったりしています。

 

”幸せホルモン・セロトニン”をもっともっと自家製造していきませんか?


 

 

 

 

 

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